借りたいエリアがだいたい決まっているはずなので、そのエリアを中心に検索してみましょう。広さや最寄り駅までの徒歩分数など決まっている条件でどんどん絞り込んでいくと早いです。
短期間しか借りるつもりがない場合は、特に注意が必要です。
柱の位置や窓など、思わぬところで使い勝手が悪いのに気が付くこともあります。
机や椅子が床に備え付けられていると、変更を断られる場合が多いです。
元に戻す必要があると、戻せる程度のレイアウト変更に留めておく必要があります。
今何の設備があるか。足りない場合、自分で新しく契約して構わないかは事前に聞いておきましょう。
これから新しい土地で新しい仕事を始めるのであれば、いきなり土地を購入してしまうよりも貸事務所を借りるほうがおすすめです。もちろん土地を所有していたほうが長年そこで業務を行っていくのに好都合ですが、今後のことはだれにもわかりません。最初からそういったことをすると、やっぱり別のところに拠点を作るべきだった、あるいは初期投資の仕方を間違えたという事態にもつながります。まずは貸事務所を一年単位で契約し、順次手を広げていくようにするとスタッフの負担も軽くなり、全体の意識共有もしやすいです。資金と時間に余裕があるとこういった初動で間違えてしまいがちですが、貸事務所をまず確保するという方針を心がけていくようにしましょう。
貸事務所は多くの場合倉庫も一緒についていますが、保管するものが単純に書類だけでない場合は気を付けなければいけません。他の事務所とのネットワーク関連の設備や管理する工場のサンプルなどを含む場合は、それらを効率よく運び出せるようにしなければいけないのです。
貸事務所を確保すると大抵の場合はそこを周囲一帯で行う業務の指揮をすることになりますが、その場合は実際にそれらの現場にいけるかどうかが重要となります。車はもちろん、駅との距離やタクシーが入れるかどうか、駐車場はどれくらい広くなければいけないかを考えて契約する貸事務所を選びましょう。